安心の120項目 納車前点検整備

BPコーポレーションの自社輸入のアメ車・国内仕入れ新車並行車は他でご説明差し上げている通り品質重視なのは言うまでもありませんが、品質にこだわるポイントとして販売がゴールではなく、納車後がスタートと考えているからです。

最近はメーター戻しも減って来ましたが、過去に輸入された車両を購入した方の中には、その様な事実を知らずに購入されている方もいると思いますので、メーター戻し車と実走行車ですと、同じ整備をしても後々の状態に差が出て来ます。

下記の120項目、納車前点検整備のみならずご存知のように内外装仕上げも、やらせて頂きますので納期はある程度見込んで下さい。

中古車ですので限界はありますが、中途半端な状態で早く渡すよりお時間を頂いてでもしっかり仕上げさせていただく、BPコーポレーションはずっとこのスタイルを貫いてきました。
ご理解の程お願い申し上げます。
納車整備費用は頂いておりません。整備して納車するのは当然の事だからです。

納車整備はもちろん自社工場で(国土交通省関東運輸局長認証工場4-5554)で行います。
※納車前整備時に交換不要と弊社が認めた部品の交換をご希望される場合別途お見積もりとさせていただきます。

安心の120項目 納車前点検整備安心の120項目 納車前点検整備

1. かじ取り装置

  • 停止状態でハンドルを操作しハンドルの遊び、上下に揺すった時のガタ、緩みを点検
  • 平坦な路面で直進時、ハンドルが揺れることがないか、また左右に取られることがないか、走行中にハンドル操作をしたとき、操作が異常に重くないか、また戻りが良いか等を走行テストにより点検
  • オイル漏れ、取付部の緩み、取付状態、損傷、亀裂などを目視などにより点検
  • ロッド、アームなどの連結部のガタ、取付部の緩みなど触手により点検
  • パワーステアリングベルトを取外し磨耗、損傷を点検及びテンショナ、プーリ、ベアリングのガタ、異音の点検
  • パワーステアリングホース、配管の劣化によるふくらみや損傷、ジョイント部の漏れなどを目視により点検
  • リザーバタンクのオイル量、漏れを点検

2. 制動装置

  • ペダルの遊びを点検、ペダルを強く踏み込んだ時の踏みしろ及び床板との隙間が適正であるか
  • ホース、配管接続部に液漏れや損傷がないかを目視などにより点検
  • ハンドル操作などによりホース、配管などが車体等に接触がないか又はそのおそれがないかを目視により点検、ホース、配管の劣化やふくらみを目し点検
  • マスターシリンダ、ディスクキャリパ周辺の液漏れがないかを目視で点検
  • ブレーキブースタなどの倍力装置が正常に機能しているか、バキュームホースや配管などに劣化、亀裂、漏れ等が無いか目視により点検
  • ブレーキディスク及びパットの状態を確認、必要に応じて交換
  • 専用テスタを使用し、ABSシステムの診断
  • 乾燥した一般路面で低速走行し、徐々にブレーキペダルを踏み、踏力に応じた制動力が得られ、片利きすることなく真直ぐに停止するか、ブレーキの引き摺り等を点検
  • パーキングブレーキの効き具合を確認、引き代が基準値以内に無い場合は基本調整を実施
  • 目視によりパーキングケーブル、ロッド類の緩み、ガタ、損傷、錆、等が無いか

3. 走行装置

<タイヤ>

  • タイヤサイドウォールのサイズ表示を確認し標準装着サイズであるか確認
  • ピラーやドア等に貼付されている空気圧に調整
  • 全てのタイヤ(スペアタイヤも含む)の全周にわたり亀裂、磨耗。偏磨耗を点検
  • タイヤディプスゲージにて溝の深さを点検

<ホイール>

  • 目視にてホイールディスク、リム周りの変形損傷を点検
  • ホイールレンチを使用しホイールナット、ホイールボルトの緩み、締めすぎ等を点検
  • 前後ホイールベアリングのガタ、グリスも状態を点検し、必要な場合は調整、交換、グリス充填などを実施

<ホイールアライメント>

  • 4輪アライメントテスタ等を使用して、キャンバ、キャスタ、トーイン、スラスト角などを測定、調整
  • ターニングラジアスゲージなどで操舵輪の左右切れ角を点検

4. 緩衝装置

  • 目視によりスプリング、アーム、ブッシュ類のへたり、損傷、取付部のガタを点検
  • 目視によりショックアブソーバの取付部のガタ、オイル漏れの有無を確認、不具合がある場合は修理又は交換
  • 専用テスタを使用して電子制御サスペンション(エアサス等)のシステム点検
  • 目視にてサスペンションラバーの劣化、亀裂、損傷等を点検
  • 目視にてハイドロシステムの漏れの有無等を点検
  • 走行テストにより凹凸のある路面や加速時などに車両が不安定にならないことを確認

5. 動力伝達装置

<クラッチ>

  • クラッチペダルを踏んでペダルの遊び、ガタ、切れた時の床板との隙間を点検
  • 走行テストにてクラッチの操作性、すべり、切れを点検
  • 目視にてクラッチフリュードの量、漏れの有無を点検

<トランスミッション>

  • 専用テスタを使用して電子制御オートマティックトランスミッション(電子制御セミオートマチックトランスミッショ)のシステム点検を実施、不具合がある場合は修理又は交換
  • トランスミッション本体(ケースの合わせ目)やシール部からオイル漏れやオイルのにじみ等がないか目視により点検(漏れや滲みがある場合は修理を実施)
  • オイルレベルゲージによりオイル量を点検、マニュアル車の場合はオイルフィラプラグを取り外し、プラグ穴の口元までオイルがあることを確認、汚れがある場合は交換
  • 走行テストによりシフトアップ、シフトダウンが正常に行われるか
  • 発進時や変速時にスベリやジャダー、異音はないか

<ドライブシャフト・プロペラシャフト>

  • 目視や触手でプロペラシャフトのジョイント部やスプライ部のガタや損傷を点検
  • ドライブシャフトのユニバーサルジョイントのガタ、損傷
  • 目視でCVジョイントのダストブーツの亀裂、損傷、劣化を点検

<デファレンシャル・トランスファ>

  • オイルフィラプラグを取外し、プラグ穴の口元までオイルがあることを確認、汚れがある場合は交換
  • 目視によりケース合わせ面やシャフトシール部などのオイルの滲みや漏れの有無を確認(漏れや滲みがある場合は修理を実施)
  • ケースのひび割れ傷などの外傷の有無を点検
  • 触手によりフランジ部のガタの有無を点検
  • 走行テストで変速時及び加減速時にデファレンシャルやトランスファからの異音やショックがないかを点検する

6. 原動機

<エンジン本体>

  • エアクリーナをケースから取外し、汚れ、詰りを確認し、圧縮空気で清掃または交換
  • レベルゲージを抜いてエンジンオイルの量、汚れを点検
  • エンジンオイル及びオイルフィルターを交換
  • 目視により、ヘッドカバー、シリンダヘッドガスケットなどのオイル漏れ、オイルの滲みの有無を点検、漏れや滲みがある場合は修理
  • 車両をリフトアップし、オイルパン、オイルシールなどからのオイル漏れ、オイルの滲みを目視点検、漏れや滲みがある場合は修理
  • 目視により冷却水の量、汚れ、漏れ点検、著しく量が減っている場合は漏れている可能性があるため、加圧テストによる漏れ点検を実施、同時にラジエータキャップの機能点検を実施
  • 目視により燃料パイプ、ホース、タンクなどの漏れを点検
  • ファンベルト(オルタネータベルト)を取り外し磨耗、損傷を点検、不良の場合は交換
  • エンジン回転状態でファンベルトテンショナおよびプーリの作動状態、異音の点検(オートテンション機構が正常に働いているか?プーリベアリングのグリス漏れが無いか?など)
  • 目視によりタイミングベルトの緩み、損傷を点検(必要な場合は取外して行う)
  • タイミングベルトテンショナおよびプーリの作動状態、異音やガタの点検(オートテンション機構が正常に働いているか?プーリベアリングのグリス漏れが無いか?など)
  • イグニッションスイッチをONにしてエンジンがスムーズに始動するか点検
  • 専用テスタを接続しエンジンECU にフォルトが無いか、フォルトがメモリされている場合は不具合パーツを交換しエンジン基本調整を実施
  • エギゾーストマフラー、排気管の取り付け状態の点検。目視にて腐食、損傷、排気漏れの点検
  • 排気管からの排出ガスの状態を目視で(白煙や黒煙が排出されていないかなど)白煙や黒煙が多量に排出されている場合はエンジン内部の不具合が考えられるため、原因を特定し修理を実施
  • 目視またはエンジンを手で揺すってみてマウントの状態、劣化、亀裂等を点検。不良の場合は交換

<エンジン電装品>

  • 目視によりバッテリ液量、汚れを確認。液が不足の場合は補充。液が濁っている場合はバッテリを交換
  • 比重計を使用し各セルのバッテリ比重を点検、比重が低い場合は充電。端子間に比重のばらつきがある場合はバッテリを交換
  • バッテリテスタにて端子間電圧の測定
  • 目視及び触手にてバッテリターミナルの部の緩み、腐食を確認し清掃
  • 車両のアンペアメータやチャージランプによりオルタネータから充電が正常に行われていることを確認。チャージランプが点灯、またはアンペアメータがマイナスに触れている場合はオルタネータテスタを使用し発生電圧、負荷電流、無負荷電流などを測定、測定値が規定値以下の場合は修理
  • スパークプラグを全て取外し適合品が付いているか、劣化、損傷は無いかを点検
  • エンジン稼動時の異常音や振動
  • サーキットテスタにてハイテンションコードの抵抗値を測定。基準値以下の場合は交換
  • ディストリビュータキャップを外し、目視にて亀裂、損傷、劣化、セグメントの磨耗を点検、不良の場合は交換
  • 目視によりディストリビュータロータの損傷、磨耗を点検
  • エンジンルーム内の配線、コネクタ、リレー等の接続部の緩み、損傷などの点検

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7. 排出ガス発散防止装置

  • テスタを使用しCO及びHC濃度を測定
  • 目視によりブローバイガス還元装置のホース配管などに劣化、損傷の点検
  • メータリングバルブの作動点検(カーボン、スラッジ等の付着の場合は清掃)
  • 目視により燃料蒸発ガス抑止装置のホース配管の劣化、損傷の点検
  • チャコールキャニスタの詰り、損傷を点検
  • チェックバルブの作動点検
  • 二次空気供給用エアポンプの作動状態、異音などの点検
  • 車両をリフトアップして触媒装置の損傷、劣化、取付の緩み、ガタなどを点検、不良の場合は修理又は交換
  • 目視により熱外防止用遮熱版の損傷、錆、取付の緩み点検
  • 専用テスタを使用して排出ガス発散防止装置のシステム点検、不具合がある場合は修理

8. エアコン

  • サイトグラスで冷媒の量を点検、不足の場合はリークテスタなどを使用して漏れ点検
  • エンジンを始動エアコンコンプレッサの作動状態を目視で点検。異音やガス漏れを点検
  • 目視により電磁クラッチの作動点検
  • エアコンベルトを外し亀裂、損傷を点検。テンショナの作動、(オートテンション機構が正常に働いているか?プーリベアリングのグリス漏れが無いか?など)損傷、点検
  • ブロアファンスイッチを各段階で操作しファンが正常に作動するか点検
  • 吹き出し口の切換えが正常に作動するか点検、吹きだし口の冷え具合を点検、不具合がある場合は修理又は交換
  • オートエアコンなど電子制御式のエアコンの場合は専用テスタを使用しシステム点検を実施、不具合箇所は交換
    9. 10.ボディ電装 /ボディ、安全装置
  • 各ライト類のスイッチをONにして各ライトの点灯状態を点検
  • 目視によりライトレンズの汚れ、破損等を点検
  • ホーン、ワイパ、ウォッシャを作動させ正常に機能しているか、不具合はないか点検
  • メーターパネル、インジケータ等の証明は全て点灯するか点検
  • 目視により、各ドアのパワーウィンドの作動を点検、上昇や下降が遅かったり、作動しないなどの不具合がある場合は不具合箇所を交換
  • 目視によりサンルーフの開閉状態を点検
  • ノブ及びリモコン双方で、集中ドアロックを操作し正常に作動するか点検、作動不良や作動の遅れ等の不具合があった場合は修理又は交換
  • シートベルトを手で引っ張りELR機能の点検、キャッチ部の点検、ベルトを解除したとき巻き取り装置の点検、不具合がある場合は交換
  • 左右のドアミラーがスムーズに角度調整できるか、格納スイッチで正常に作動するか点検、不具合がある場合は交換
  • ルームミラーの取り付け状態を点検、緩みや損傷があ場合は修理又は交換
  • 自動妨眩ミラーの場合は懐中電灯などで光を当てて、システムの作動を点検、液入りタイプの場合は液漏れ、にじみなどを点検、不具合がある場合は交換
  • スイッチを入れてパワーシートの作動状態を点検、不具合がある場合は修理又は交換

11. 乗車状態による機能点検(ロードテスト)

  • エンジンが正常に始動して、加速などの走行性能に異常は無いか
  • エンジン回転計がスムーズに作動するか
  • ロードテストでスピードメータ・オドメータ・トリップメータ、水温計、油温計が正常に作動しているか
  • 走行中などに各表示灯に関する操作を行い正常に点灯/点滅することを点検
  • エンジン始動時にシステム機能により各警告灯が点灯または消灯することを点検
  • 乗車状態で各電装機能部品のスイッチを入れて作動状況を点検
  • 走行テストにより、異常音や異常な振動

12. その他

  • 専用診断装置を接続し各装置のシステム診断を実施、フォルト、ディフェクトメモリを呼び出し、必要に応じてメモリ消去、不具合箇所の調整、修理、交換を実施
  • 標準外(純正外)部品の装着又は改造がある場合は改造箇所及び交換部品を明示する

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