2027年モデル フォード F-150(Ford F-150)新型情報とガソリンモデルの選び方

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2027 フォード F-150(Ford F-150)  (N-Ford102)

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2027年モデルのフォードF-150(Ford F-150)は、フォードのフルサイズピックアップトラックの最新版です。フォードによると、F-150が属するFシリーズは1977年から2025年まで49年 全米で最も売れたトラックになっています。2027年モデルでフォードが具体的に挙げている外観の変更は、グリルとホイールです。それでも中身を見ると、標準エンジンが入れ替わるなど変化は小さくありません。この記事では、まず2027年モデルのF-150で何が変わったのかを整理します。続いて、並行輸入で選べるガソリンモデル(3.0L EcoBoost・5.0L V8・3.5L EcoBoost・Raptor・Raptor R)を比べます。最後に、日本で乗るまでの流れをまとめました。

2027年モデルのF-150で変わったところ

フォードが2026年9月15日に公開した2027年モデルの紹介記事で挙げている変更点は、外観(グリルとホイール)のほかに、大きく分けて次の5つです。

  • 標準エンジンが7L EcoBoost V6から3.0L EcoBoost V6に変わった
  • 0L V8をXLからPlatinumまでの全グレードで選べるようになった
  • 牽引中もハンズフリーで走れる「BlueCruise with Towing」が加わった
  • オフロード向けのTremorとRaptorに、装備を絞った入門仕様が加わった
  • 作業服ブランドのCarharttと組んだ「F-150 Carhartt」が登場した

グレードは、フォードの2027年モデル技術仕様書ではXL・STX・XLT・Lariat・Tremor・King Ranch・Platinum・Raptorの順に並んでいます。 なお、フォードは2026年モデルから、STXの5.0L V8車をベースに車高を落としたストリート志向の「Loboパッケージ」も設定しています。

F-150の外観はグリルとホイールが新しくなった

XLT・Lariat・King Ranch・Platinumの4グレードで、グリルとホイールのデザインが新しくなりました。変更は控えめなので、以前のモデルの写真と見比べても違いは分かりにくいかもしれません。紹介記事や販売サイトの写真を参考にするときは、何年モデルの写真なのかを見ておくと取り違えずに済みます。

F-150 CarharttはXLTベースの特別パッケージ仕様

F-150 Carharttは、4WDのXLTクルーキャブにCarharttパッケージを組み合わせた仕様です。20インチ(約51cm)ホイール、Carharttのロゴ入りフェンダーベントとバッジ、吹き付け式のベッドライナー、Carharttのシートカバー、全天候型フロアマットが付きます。パッケージ価格は4,195ドルで、F-150 Carharttのメーカー希望小売価格(MSRP)は62,660ドルです。この金額に目的地手数料(配送費)・税金・登録費用・ほかのオプションは含みません。フォードの2027年モデル紹介記事で価格が示されているのは、このCarharttだけです(2026年10月17日時点)。注文はすでに受け付けていて、手に入るのは2027年初めの予定とされています。

F-150のBlueCruise with Towingは日本での利用を前提にしない

BlueCruise with Towingは、トレーラーを引いた状態でもハンズフリーで走れる運転支援機能で、2027年モデルのF-150が最初の採用車です。XLT・Tremor・Lariat・King Ranch・PlatinumのうちBlueCruiseを備えた車両で使えます。BlueCruiseの有効な契約があれば、追加料金はかかりません。使える道路は、フォードが事前に認定した中央分離帯付きの高速道路(Blue Zones)に限られます。トレーラーの種類や重さによる制限もあります。並行輸入で日本に持ち込んだ場合は、この機能を国内で使える装備として見込まず、利用条件を販売店で確かめておくほうが安全です。

2027年モデルのF-150で選べるガソリンエンジン

並行輸入車を扱うBPコーポレーションでは、保安基準適合などの体制上の理由から、ハイブリッド車とEVは輸入・販売を行っておりません。ハイブリッドの3.5L PowerBoostは2027年モデルにも設定されていますが、この記事では扱わず、EVのF-150 Lightningも含めずに紹介します。2027年モデルのF-150のガソリンエンジンを、フォードの2027年モデル技術仕様書から整理すると次の5つです。

エンジン

2027年モデルでの位置づけ

最高出力・最大トルク・最大牽引能力など

3.0L EcoBoost V6

新しい標準エンジン(2.7Lの後継)

325馬力・400lb-ft(約542Nm)

5.0L V8

XLからPlatinumまで選択可

400馬力・410lb-ft(約556Nm)

3.5L EcoBoost V6

牽引向き

400馬力・500lb-ft(約678Nm)・最大牽引 13,500lbs(約6,120kg)※1

3.5L EcoBoost V6高出力版

Raptor専用

450馬力・510lb-ft(約691Nm)※2

5.2L スーパーチャージドV8

Raptor R専用

720馬力・640lb-ft(約868Nm)※2

※1 2027年モデルの13,500lbs(約6,120kg)は、クルーキャブ(SuperCrew)・6.5フィート(約2m)の荷台・4WDの3.5L EcoBoostでの数値です。Tow/HaulパッケージとMax Tow Axle(最大牽引用のアクスル)が必要です。

※2 5.2L V8、RaptorおよびRaptor Rのエンジン出力・トルクは、プレミアムガソリンを使用した場合の数値です。

※ヤードポンド法からの換算値はいずれも概数です。

F-150の新しい標準エンジン、3.0L EcoBoost

2027年モデルで標準になった3.0L EcoBoost V6は、これまでの2.7L EcoBoost V6と基本構造を共有するエンジンです。フォードは、ピーク時の能力は2.7Lと同等で、普段の運転でよく使う回転域のトルクがおよそ10〜11%多いと説明しています。2027年モデルの技術仕様書に載っている数値は、最高出力325馬力・最大トルク400lb-ft(約542Nm)です。フォードの紹介記事の注記によると、2027年モデルの3.0Lでの最大牽引は8,400lbs(約3,810kg)、最大積載は1,755lbs(約796kg)です。どちらもレギュラーキャブ・6.5フィート(約2m)の荷台・2WD(4×2)という構成での数値になります。

F-150の5.0L V8はXLからPlatinumまで選べるように

V8を選びたい人にとって、ここは大きな変更です。400馬力・410lb-ft(約556Nm)の5.0L V8が、King RanchとPlatinumに2023年モデル以来の設定となりました。これでXLからPlatinumまでの全グレードでV8を選べます(RaptorとRaptor Rは専用エンジン)。

F-150でトレーラーや大きな荷物を引くなら3.5L EcoBoost

2027年モデルの3.5L EcoBoost V6は最大トルクが500lb-ft(約678Nm)で、条件をそろえれば13,500lbs(約6,120kg)まで牽引できます。キャンピングトレーラーやボートを引くなら、本命はこのエンジンです。ただ、牽引能力はキャブの形や荷台の長さ、駆動方式、パッケージで変わります。2027年モデルの13,500lbs(約6,120kg)は※1の構成での数値です。自分が注文する構成での値は、見積もりの段階で確かめてください。

オフロードを楽しむならF-150のTremorかRaptor

2027年モデルのF-150では、オフロード向けのTremorとRaptorに、装備を絞った入門仕様が用意されました。Tremorの入門仕様は、STXの装備をベースにしています。エアコンはマニュアル式、前席ヒーターは付かず、オーディオは6スピーカー、リアガラスは固定式になります。快適装備を割り切って、Tremorのオフロード性能を取りたい人向けの仕様です。Raptorの入門仕様は、ヘッドアップディスプレイやフォグランプ、2kWの給電機能(Pro Power Onboard)などを省いています。フォードはこれを、快適装備よりもオフロードでの走行性能を優先した仕様と位置づけています。Raptorのエンジンは3.5L EcoBoost V6の高出力版で、450馬力・510lb-ft(約691Nm)です。さらに高い出力を求める人には、5.2LスーパーチャージドV8を搭載したRaptor Rも用意されています。2027年モデルのRaptor Rは720馬力・640lb-ft(約868Nm)を発揮し、F-150のガソリンエンジンの中で最も高い出力を備えています。なお、これらの出力・トルクはプレミアムガソリン使用時の数値です。

日本で2027年モデルのF-150を手に入れるには

フォードは2016年中に日本でのすべての事業から撤退すると発表しており、いまの日本にはF-150を新車で扱う正規ディーラーがありません。2027年モデルのF-150を新車で買うなら、北米で注文した車両を日本へ運び、保安基準に合わせてから登録する並行輸入が現実的な方法です。BPコーポレーションのような並行輸入を扱う販売店に依頼すれば、注文から登録までの手続きを相談しながら進められます。

F-150はキャブと荷台の組み合わせで大きさが変わる

F-150には、キャブ(客室)の形と荷台の長さの組み合わせが複数あります。同じF-150でも、全長はひとつではありません。家族を乗せるなら4ドアのクルーキャブ、ひとりか2人で荷物を運ぶ使い方が中心ならキャブが小さめの構成というように、乗る人数と積む物から先に考えると絞りやすくなります。いずれの構成でも、日本の道では大柄な車です。自宅の車庫や普段使う駐車場に収まるかは、注文する構成の寸法で先に確かめておきましょう。とくに機械式駐車場は幅・長さ・高さ・重量に制限があり、利用できない場合があります。

並行輸入でF-150に乗る前に確認しておきたいこと

北米で売られているF-150は、日本向けに装備やグレードを用意した車ではありません。日本の公道を走るには、保安基準に合っているかを確かめて必要な手直しをし、並行輸入自動車届出書の提出や新規検査といった手続きを経る必要があります(自動車技術総合機構の案内による)。また、排出ガスの試験は、運輸支局ではなく専門の試験機関で受ける決まりです。その分、注文から登録までは国内で新車を買うより長くかかることがあります。見積もりを取るときは、車両代のほかに、輸送費や保安基準への対応、新規検査まで含めた総額を聞いておきましょう。登録までのおおよその期間もあわせて確認しておくと、注文後に費用や納期で慌てずに済みます。

まとめ:2027年モデルのF-150はガソリンエンジンの選び方が鍵

2027年モデルのF-150は、見た目の変化こそ小さいものの、中身の変更は少なくありません。標準エンジンが3.0L EcoBoostになり、5.0L V8はXLからPlatinumまで選べるようになりました。牽引を重視するなら3.5L EcoBoost、オフロードならTremorかRaptor。作業車らしい雰囲気が好みなら、新しいF-150 Carharttもあります。BPコーポレーションは、アメ車や北米仕様車を中心に並行輸入車を扱っている販売店です。F-150のような北米仕様の新車の現地オーダーから、国内の保安基準への適合、お見積り、購入後のアフターメンテナンスまでを自社で一貫して受け持っています。2027年モデルのF-150が気になっている方は、グレードやエンジンがまだ決まっていない段階でも、先ほどの「何人で乗るか」「何を引くか・積むか」「どこに停めるか」の3つを手がかりに、お気軽にご相談ください。

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執筆者:鈴木

在宅勤務のIT系会社員です。仕事柄、一日の大半を資料を読むことに使っています。
アメ車と逆輸入車はもともと詳しかったわけではなく、調べているうちに面白くなった側の人間です。
休みの日も気づくと本国のプレスリリースを開いています。

出典

  • フォード公式「2027 Ford F-150 and New F-150 Carhartt: Specs, Features, and Everything You Need to Know」(2026年9月15日)

https://www.fromtheroad.ford.com/us/en/articles/2026/2027-ford-f-150-specs-features

  • フォード公式「2027 Ford F-150 Pickup Technical Specifications」(2026年9月15日付の版)
  • フォード公式「F-150」https://www.ford.com/trucks/f150/
  • 米国EPA(環境保護庁)の燃費データベースhttps://www.fueleconomy.gov/
  • 東洋経済オンライン「フォード撤退、日本市場は見捨てられたのか」(2016年1月31日)

https://toyokeizai.net/articles/-/102592

  • 独立行政法人 自動車技術総合機構(NALTEC)よくある質問:並行輸入自動車関係

https://www.naltec.go.jp/faq/0006.html

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